スライムパンチを使ってみた人の口コミには「落ちない」という声があります。
確かに、効果がない場所や長年積み重なった一部の汚れに関しては汚れが落ちない事もあるけれど、適材適所で正しい使い方をすれば汚れは市販の洗浄剤と比較して落ちやすいです。
スライムパンチは『カビや黒ずみに強い成分』と『たんぱく質や油汚れに強い成分』を独自配合した業務用レベルの強力なジェル洗浄剤。
なので、黒カビや触りたくない排水溝のヌメリ、頑固な油汚れなどには効果を発揮します。
業務用レベルに近い強力な洗浄力で危険性もあり取り扱いに注意が必要だけれど、しっかり『換気』をして『ゴム手袋』を使うことで安全に使えます。
一般家庭で使える洗浄剤でスライムパンチより落ちる洗浄剤にはなかなか出会えないでしょう。
今まで落とせなかったカビや黒ずみ、油汚れ落ち効果が期待出来るし、なるべく手を汚さずほったらかしで水回りの汚れを掃除したいと考えている人にスライムパンチはおすすめ。
お風呂の黒カビや排水口のヌメリやニオイを除菌・洗浄して、健康維持だけでなく、スッキリした清々しい気持ちも手に入れてみてください。
スライムパンチで落ちない汚れの種類一覧
スライムパンチは水回りのカビやヌメリに関しては効果的に汚れを落としてくれますが、一部の汚れに対しては効果がありません。
スライムパンチは『たんぱく質や油汚れに強い成分』と『カビや黒ずみ汚れに強い成分』の2つの成分を独自に配合し、ジェル化させた新発想の洗浄剤。
だから、台所やお風呂などの水回りに効果的に力を発揮してくれるのですね。
主にシリコン、ゴムパッキン、コーキング等(浴室、洗面台、窓、冷蔵庫等)、ステンレス、PE/PP樹脂に対応していますが、特に『カビ汚れ』に関しては嬉しい効果を発揮します。
カビは根元から除去しないと何度も繰り返し発生するから、市販のカビ取りアイテムを何度も使うよりも、スライムパンチを使って一発でカビを根こそぎ強力洗浄したほうが賢いでしょう。
一度キレイになるとカビの再発も防げるので、除去と予防の両方が一気に出来る。
週に1回や月に1回など定期的にスライムパンチを使う習慣を作れば、常に清潔な状態を保つ事も出来ますね。
一般的なカビ取り剤と比較して汚れが落ちやすい理由
ただカビを落とすだけなら市販の洗浄剤でも十分なのに、なぜスライムパンチはより効果的に汚れが落とせるのか。
その理由はスライムパンチ独自配合の『たんぱく質や油汚れに強い成分』と『カビや黒ずみ汚れに強い成分』が関係しています。
例えば、お風呂場のカビには油やたんぱく質などの汚れも付着していて、油やたんぱく質汚れが一般的なカビ取り剤だと洗浄剤をブロックしてしまい、カビの根っこまで取り切れないのですね。
結果、カビが落ちなかったり、時間が経つとまたカビが発生してしてしまいます。
けれども、スライムパンチはたんぱく質や油汚れに強い成分も配合しているから、カビを根っこから落としや黒ずみもしっかりキレイに出来る。
創業50年の老舗化学メーカーが汚れのメカニズムを研究して生み出した独自配合の洗浄剤だから、一般的なカビ取り剤と比較しても断然汚れが落ちるのですね。
トイレのカビ取りに対しては使わない方がおすすめ
黒カビはトイレの便器にも発生することがありますが、スライムパンチはトイレに使用することに関しては触れられていません。
なので、使えるか判断が迷う所ですが、トイレには使わない方が良いでしょう。
その理由はトイレ用洗剤は酸性の場合が多いから。
黒カビはスライムパンチのようなアルカリ性の洗剤で落とせますが、トイレ汚れの主な原因とされる尿石などのは酸性の洗剤でないと落ちません。
『アルカリ性と酸性が混ざると塩素ガスが発生してしまい大変危険』なので、トイレには使用しないことをおすすめします。
ちなみに、トイレの黒カビは尿石にこびり付いている場合が多いので、トイレ用洗剤で汚れを落とせば、一緒に黒カビが落ちていきます。
なので、まずはトイレ用洗剤での掃除を繰り返してください。
そして可能な限りこまめに掃除をして、カビが発生しない環境を作るようにしましょう。

流せるトイレブラシなどを使うと掃除した後の手間が省けるし、衛生面でも安心なのでおすすめですよ。
スライムパンチに危険性が生まれるのは他の洗剤と混ぜた時
スライムパンチは家庭用洗剤だけど、たんぱく質や油汚れに強い成分とカビや黒ずみに強い成分を、家庭で使用できる限界ギリギリの高濃度でジェル状に配合されています。
主な成分は次亜塩素酸塩、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化カリウム(4.5%)。
なので、使い方を間違えると有毒ガスを発生させてしまう危険性もあるのですね。
特に注意して欲しいのが「他の洗剤と一緒に使用しない」という点。
例えば、水酸化カリウムは皮膚に触れると炎症を起こすことがある物質。拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達するので、必ず単体で使用してください。
また、先ほど書いたように酸性洗剤(主にトイレ掃除用洗剤)とアルカリ性洗剤(スライムパンチ)が混ざると大変危険なので、注意が必要です。
「もう少しで汚れが落ちそう…」と思って、うっかり今まで使っていた洗剤を使ってしまうと思わぬ事故が起きてしまいます。

『スライムパンチを使用する時は他の洗剤を絶対に使わない』というルールを絶対に守りましょう。
安全に使うため「換気」と「ゴム手袋」の2つの工夫をしよう
スライムパンチの危険性はゼロではないですが、正しく使えば害はありません。むしろ汚れを落とす強力な味方でいてくれます。
安心して使うためにも2点ほど工夫して使いましょう。
・通気性を良くして使う
・ゴム手袋を使う
1点目は「通気性を良くして使う」こと。
使用中は窓を開けたり、換気扇を回したりして風通しを良くしておきましょう。
そうすれば、万が一他の洗剤と一緒に使ってしまったとしても事故のリスクを下げることが可能。
さらに万全の状態で使用するために『マスクの着用』もおすすめします。
2点目は「ゴム手袋を使う」こと。
強力な成分なので皮膚に触れた時に赤くかぶれたり、痛みが出たりする可能性もあります。
しっかりとゴム手袋をして、直接塗る時は付属品のハケを使うようにしましょう。
ちょっとした工夫で安全に使うことは出来ます。
なので、使用前には『換気』と『ゴム手袋』の準備をすること。そして『スライムパンチを使用する時は他の洗剤を絶対に使わない』というルールを守ることは忘れないでくださいね。
注意は必要ですが、正しく使えば問題は起きないので決して恐れる必要はありません。
スライムパンチは液だれしないから効果的に汚れが落とせる
スライムパンチがカビやヌメリなどの汚れを効果的にキレイにできるのはジェルタイプなのも大きく関係しています。
ジェルタイプなので液だれがしにくく、壁やゴムパッキンのカビにもしっかりと浸透。
30分を目安に汚れを除去してくれますよ。
また、感じ方には個人差がありますが、気になるニオイもほとんどないので、塩素系特有のにおいが苦手な方でも使えます。
「液だれしないとにおいがこもるから苦手…」という方も、換気をして使えばにおいをほとんど気にせずに使えるので心配いりません。
セット内容:本体、計量カップ(500ml)、ハケ
サイズ:本体(約)8.6×8.6×21.6cm、ハケ(約)20×4cm
重さ:(約)1.1kg
内容量:1kg(約865ml)
成分:次亜塩素酸塩、界面活性剤(アルキルアミンオキシド)、水酸化カリウム(4.5%)
液性:アルカリ性
価格:税込7,700円
髪の毛も有効成分が分解して排水口がキレイに
カビ汚れを落とす事を目的に購入する方が多いですが、お風呂場の排水口の詰まりに対しても効果的。
排水口の詰まりの原因は髪の毛や皮脂であることが多いですが、スライムパンチはこれらの汚れには強みを発揮します。
髪の毛や皮脂の主成分はタンパク質。
たんぱく質はアルカリ性の成分で加水分解することが可能、スライムパンチの主成分は強いアルカリ性を示す次亜塩素酸塩(次亜塩素酸ナトリウム)だから、相性が抜群に良く、汚れを落とすことが出来るのですね。
ちなみに、次亜塩素酸塩は次亜塩素酸水と比較して殺菌力は落ちるけれど、効果が持続安定するのが特徴。
留まる力に優れているから、カビだけでなく詰まりに対しても効果的と言えるのです。
浸け置きでキッチンのゴミ受けや食器、洗濯槽の汚れを落とす使い方もOK
スライムパンチはキッチンのゴミ受けや三角コーナー、ふきん、おしぼり、湯飲み、急須などの浸け置き洗いが可能。
サラダ油や食材から出る脂でタンパク質の付着による汚れが多いので、効果的な使い方と言えるでしょう。
気になる洗剤特有の塩素系のにおいをジェルが閉じ込めてくれる低臭タイプだから、においが気になりやすいキッチンでも安心して使えるのですね。
もし、食器についたニオイが気になる場合は2~3回繰り返し食器洗い洗剤で洗ってみてください。
それでも気になる場合は、煮沸するとほぼニオイは消えるので試してみることをおすすめします。
また、毎日使っていて汚れが気になる洗濯機の洗濯槽汚れにも使用可能。
スライムパンチの原液を入れて回すだけで洗濯槽裏側のカビや水垢、ヌメリをキレイに落とせます。
全ての菌に効果があるわけではありませんが、強力な除菌効果によってお掃除後はカビやヌメリが出にくくなっていきますよ。
希釈の作り方は使用箇所によって変わる
スライムパンチは基本的には原液のまま使うことが多いですが、使用箇所によって希釈して使用する必要もあります。
付属されている500ml計量カップに原液と水を入れてスライムパンチを適切なスライムパンチの作り方を覚えておくといいでしょう。
簡単に使用箇所と目安、使い方について簡単にまとめておきましたので、参考にしてください。
使用箇所 | 使用目安 | 使用方法 |
天井カビ | 原液適量 | 直接塗布し、60分放置後、水洗い。 |
シャワーヘッド | 原液50ml・水2L(約40倍希釈) | ヘッドを外して1~2時間浸け置き後、水洗いし、ホースをセットして30秒以上通水。 |
ゴムパッキン | 原液適量 | 直接塗布し、30~60分後、水洗い。 |
タイル・目地・壁カビ | 原液50ml・水200ml(5倍希釈) | 直接塗布し、30分放置後、水洗い。 |
浴室小物 | 原液50ml・水5L希釈(約100倍希釈) | 1~2時間浸け置き後、水洗い。 |
床面ヌメリ | 原液10ml・水1L(約100倍希釈) | 底面の汚れにかけ、60分放置後、水洗い。 |
換気扇 | 原液50ml・2L(約40倍希釈) | 30分浸け置き後、水洗い。 |
ふきん・食器 | 原液50ml・水5L(約100倍希釈) | 30分浸け置き後、水洗い。 |
ゴミ受け・三角コーナー | 原液50ml・水2L(約40倍希釈) | 30分浸け置き後、水洗い。 |
パイプ・排水口 | 原液100ml・(汚れがひどい場合は200ml) | 投入し、30~60分放置後、水を5L程度流す。 |
こうして表にまとめてみると、改めてスライムパンチがいろんな場所で使えることがわかりますね。
使用量はあくまでも目安で、状況に応じて加減する必要はあります。
汚れがひどくなる前に定期的に使用すれば、それだけ使用量も減って節約になるので、スライムパンチの使用をきっかけにこまめな掃除を心がけてみるといいでしょう。
もし、マルチで使える洗剤を探しているのなら『シュワッとパンチ』が類似品として挙げられます。
スライムパンチと同じ化学メーカーが製造している商品で、水に溶けやすくより幅広い箇所に使用することが可能。
小まめな掃除にも適しているので、掃除する頻度が少なくないのならおすすめ度はスライムパンチよりも高いでしょう。

スライムパンチは掃除が面倒な人におすすめ
スライムパンチをおすすめする人は以下の通り。
・排水口のヌメリに触らずに除菌消臭したい人
・業務用レベルの洗浄剤を使ってみたい人
・お風呂やキッチン、洗濯槽など様々な用途に使える洗浄剤が欲しい人
・大掃除用に使える洗浄剤を探していた人 など
スライムパンチはカビ、黒ずみ、油汚れを中心にキレイにしてくれます。
用途もいろいろだし、使用方法も直接塗布したあとは30~60分放置して水洗いすれば良いので、汚れをゴシゴシする必要もなくほったらかしで出来るのが掃除が面倒な人に嬉しいですね。
ちなみに、大掃除用に大量に必要な場合は、正規販売店となっているダイレクトテレショップ公式サイトを利用すると良いですよ。
1個税込7,700円のものが、セット購入で割引されていきます。
6個セットの場合、最大8,000円OFFで1個当たりの価格が約6,400円まで安くなるので、まとめ買いをするならダイレクトテレショップ公式サイトを利用しましょう。
「スライムパンチは落ちない」という口コミもあって不安に感じることもあるけれど、商品自体はかなり優れていて「スライムパンチで汚れが落ちないなら仕方ない」と割り切れる最終手段の洗浄剤と言えます。
もちろん、業務用の洗浄剤を使えばスライムパンチより落ちることは考えられますが、業務用になると危険性も増すし、容量も4Lなど大きくて保管も大変になるしでデメリットは増えていく。
それなら業務用レベルに限りなく近いスライムパンチを使う方が賢いですね。
汚れがキレイになると健康に良いのはもちろん、気持ちまでキレイになるのが気持ち良いところ。
スライムパンチの効果をぜひ体験してみてください。
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